Lightsailでオブジェクトストレージが利用できるようになったけど、とっつきやすさが異常(CDN連携も簡単)
中山(順)@リカバリー中 です
Lightsailでオブジェクトストレージがサポートされました。
Amazon Lightsail now offers object storage for storing static content
Lightsail instanceからアクセスできるようにすることも可能ですし、静的ウェブサイトホスティングも簡単に開始できます。 なお、後者についてはCDN連携も非常に簡単です。
Instanceへのアクセス許可は以下のドキュメントをご確認ください。
Configuring resource access for a bucket in Amazon Lightsail
やってみた
今回は、静的WebサイトホスティングとCDN連携をやってみます。 カスタムドメイン対応も可能ですが、今回はやりません。
作業の流れは以下のような感じです。
- バケットの作成
- オブジェクトの保存
- アクセス許可の変更(公開)
- Distributionの作成
バケットの作成
設定事項は以下の3点です。
- リージョン
- ストレージプラン
- バケット名
リージョン
お好きなところをどうぞ。
ストレージプラン
各ストレージプランには、データの保存料金と転送料金が含まれます。
バケット名
通常のS3バケット同様にグローバルでユニークである必要があります。 ウィザードで入力されているものをそのまま使えば良いと思います。
バケットの作成自体はこれだけです。簡単! なお、作成直後はパブリックアクセスはできません。
オブジェクトの保存
公開するコンテンツを保存します。 今回は、sphinxで生成したHTMLファイルを配置します。
なお、ドラッグアンドドロップでアップロードすることも可能です。
アクセス許可の変更(公開)
パブリックアクセスを許可します。
ここまででコンテンツの公開は完了です。
簡単すぎワロタ。
Distributionの作成
ここからはおまけです。
Distributionを作成します。 設定事項は以下の3点です。
- オリジン
- ディストリビューションプラン
- ディストリビューション名
これだけで、ディストリビューションの作成とオリジンとしてのS3の関連付けが完了しました。 まじか。
まとめ
ということで、わずか数分で静的ウェブサイト (+CDN) の設定が完了しました。 めっちゃ簡単ですね。
S3やCloudFrontを直接操作して設定することももちろん可能ですが、細かい設定が不要であれば「これでいい」って思いました。まじで。